【雑学】
ビッグバンの証拠が初めて観測されたとき、それは鳩の糞によるノイズだと考えられていた。
【解説】
アーノ・アラン・ペンジアス(Arno Allan Penzias)とロバート・ウッドロウ・ウィルソン(Robert Woodrow Wilson)は、宇宙電波を観察するために高感度アンテナを設置した。
1964年、このアンテナに謎のノイズが入った。
しかし、このノイズは天の川銀河からの放射よりも強く、また調査の結果、近くのニューヨーク市から来るものでもないことが明らかになった。
そこで、アンテナを調べてみると、アンテナは鳩の糞まみれだった。
当初はこの「白い誘電性の物質」(ペンジアスの論文にこう書かれている)がノイズの原因だと考えられた。
しかし、これを掃除してみようという話になり、アンテナに溜まった糞をすべて取り除いたが、ノイズは消えなかった。
後にこのノイズが、ビッグバンの名残の電波である宇宙マイクロ波背景放射であることが証明され、この業績によりペンジアスとウィルソンは1978年のノーベル物理学賞を受賞した。
【ちなみに】
ペンジアスとウィルソンは互いに、「糞掃除を提案したのは自分ではない」と言っているらしい。
…では、誰が言い出したのか???
【参考文献】
「アーノ・ペンジアス」(2024年8月13日 (火) 05:50 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』
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